- React.js の書き方がうまく理解できない
このような悩みをお持ちの方に向けて書きました。
React.js を学習し始めると「あれ、なんだか書き方がよく分からない」と感じる場合も多いはず。
確かにReact.js 特有の書き方もある一方で、意外と見落とされがちなのが「モダンJavaScriptの書き方が理解できておらず、React.js 以前の話だった!」というパターンです。
本記事では絶対に知っておきたいモダン JavaScript の書き方を解説します。
【React.js理解の第一歩】モダンJavaScript記法をマスターしよう!
ここからは実際の書き方をご紹介していきます。
とても便利な書き方ばかりなので、ぜひマスターしていきましょう!
テンプレート文字列
以下のように、よく文字列を結合することがあると思います。
char_1 = "I am";
char_2 = "John";
result = char_1 + char_2 + "!"
console.log(result);
// 出力結果: I am John!
これをテンプレート文字列で表すと、以下のようになります。
char_1 = "I am";
char_2 = "John";
console.log(`${char_1}${char_2}!`);
// 出力結果: I am John!
文字列全体を囲うのはバッククオート(`
)であることに注意してください。
数値セパレータ
数値の桁を読みやすくするため、アンダースコア(_
)で繋げる記法です。
const some_number = 123_456_789;
console.log(some_number);
// 出力結果: 123456789
あくまで「読みやすくするため」のものなので、出力結果にアンダースコアは表示されません。
Optional Chaining 演算子
オブジェクトのnull
判定する場合、?.
という記法が使えます。
const word = null;
console.log(word?.length);
?
をつけないとType Error
が出てしまいますが、?
をつけることでundefined
が出力されます。
また??
をつけることで空値の場合に初期値とすることもできます。
const word = null;
console.log(word ?? "文字はfalsyです");
// 出力結果: 文字はfalsyです
こちらもコードがすっきり書けるので、非常に便利な演算子です。
アロー関数
(arg, ...) => {statement}
のような形で関数を表現できます。
従来のfunction
を使った方法と比較してみましょう。
// function を使った方法
function say_hello(name){
console.log(`Hello, ${name}!`);
}
// アロー関数を使った方法
const say_hello(name) => {
console.log(`Hello, ${name}!`);
}
また、関数の中身が一文の場合には{}
を省略できます。
const say_hello(name) => console.log(`Hello, ${name}!`);
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