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【VSCode】で nginx.conf を「保存時に自動整形」+「色分け」して読みやすくする方法

次のようなnginxの設定ファイルは、書式が少し崩れるだけで一気に読みにくくなります。

  • nginx.conf
  • conf.d/*.conf

そこで VS Code で 保存のたびに自動フォーマットしつつ、キーワード・変数・文字列・コメントを見やすく色分けして、編集効率を一段上げる設定を入れます。

本記事を実施していただくと、次のことができます。

  • nginx設定ファイルの保存で自動整形
  • ディレクティブが色分けされる

順番に解説します。

VS Codeで nginx.conf を「保存時に自動整形」+「色分け強化」して爆速で読みやすくする方法

結論、以下の設定にしました。

JSON
{
  // 保存時にフォーマット
  "editor.formatOnSave": true,

  // nginx のデフォルトフォーマッタを指定
  "[nginx]": {
    "editor.defaultFormatter": "AaaaronZhou.nginx-config-formatter-vscode-extension",
    "editor.formatOnSave": true
  },
  "[nginxconf]": {
    "editor.defaultFormatter": "AaaaronZhou.nginx-config-formatter-vscode-extension",
    "editor.formatOnSave": true
  },
  "[nginx conf]": {
    "editor.defaultFormatter": "AaaaronZhou.nginx-config-formatter-vscode-extension",
    "editor.formatOnSave": true
  },

  "editor.semanticHighlighting.enabled": false,
  "editor.tokenColorCustomizations": {
    "textMateRules": [
      {
        // server / location / if / upstream など
        "scope": ["keyword", "keyword.*", "entity.name", "entity.name.*"],
        "settings": {
          "foreground": "#C586C0",
          "fontStyle": "bold"
        }
      },
      {
        // proxy_pass / rewrite / try_files / add_header など
        "scope": ["support", "support.*"],
        "settings": {
          "foreground": "#DCDCAA"
        }
      },
      {
        // $host / $uri / $request_uri など
        "scope": ["variable", "variable.*"],
        "settings": {
          "foreground": "#9CDCFE"
        }
      },
      {
        // パス・URL・正規表現
        "scope": ["string", "string.*"],
        "settings": {
          "foreground": "#CE9178"
        }
      },
      {
        // コメント
        "scope": ["comment", "comment.*"],
        "settings": {
          "foreground": "#6A9955",
          "fontStyle": "italic"
        }
      }
    ]
  }
}

プラグインの導入

Nginx Config Formatterというプラグインを導入しておきましょう。

VSCodeで、拡張機能として以下を検索しても出てきます。

Bash
AaaaronZhou.nginx-config-formatter-vscode-extension

設定を書く場所

すぐに設定を有効化したい場合には、プロジェクトルートに.vscode/settings.jsonを作り、そこに上記のコードを書きます。

設定の内容

次のような設定としました。

  • editor.formatOnSave: true
    保存時にフォーマットをかける
  • defaultFormatter
    フォーマッタを先ほど追加したものに指定

色分けの基準

nginx設定でよく出る要素で、色分けしました。

  • ディレクティブ/ブロック系
    太字+目立つ色にして構造を追いやすく
  • 命令・関数っぽい部分
    処理内容を読読みやすく
  • 変数
    動的に変わるものだけ浮いて見えるようにして早期発見
  • パス/URL/正規表現
    書き間違えが起きやすい部分なので視認性UP
  • コメント
    イタリックにして目につきやすいように

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こんにちは。CFXLOG の中の人です。
プログラマ/エンジニアとして働きつつ、趣味や勉強で得たことをこのブログにまとめています。
保有資格には「基本情報技術者試験」「宅地建物取引士」などがあります。
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「実務で使える」「勉強になる」「ちょっとした気づきになる」──そんな情報を発信していきます。

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